理解していない人が多い!酵素の役割とダイエット効果

酵素とは

最近よく話題になっている酵素。
聞いたことはあるけれどどういうものか良くわからないと言った人が多いのではないでしょうか?話題になるまでは酵素のパワーをいかした洗剤が多くあったので洗剤を思い浮かべる人もいるかもしれません。
今では芸能人や美を意識する人の多くが酵素のドリンクや食事をとっています。

洗剤にもなるし食べものにもなるの?と混乱しそうですがこれらは全て酵素の働きをいかしたものです。

酵素は人間が生きていく上で必要不可欠な存在です。
私たちの体内にも酵素はあります。
分かっているだけでも2万種類の酵素が体内で毎日働いているのです。
酵素の大きさは種類によって異なりますが、約5~20ナノメートルです。
どの酵素もとても小さく顕微鏡を使っても見ることができないくらいです。

酵素の種類を大きく分けると「消化酵素」、「代謝酵素」、「食物酵素」の3種類です。

・消化酵素
食べたものを身体が吸収しやすいように消化する酵素です。

人間は食べたものをそのまま栄養にすることが難しいので吸収しやすいように形を変えているのです。

例えばご飯をデンプンに分解するのはアミラーゼ、脂肪を分解するにはリパーゼという酵素が働いています。

このように栄養素によって分解する酵素が変わってきます。

分解された栄養素は小腸によって吸収されてエネルギーに変わります。

・代謝酵素
代謝酵素は消化酵素によって小腸に吸収されたエネルギーを細胞に届けます。
細胞に届けられた栄養素は身体全体に行き渡り、私たちが身体を動かすエネルギーになります。

他にも骨や血液を作ったり、心臓を動かしたり呼吸をしたり皮膚を再生したりと生きていくための大事な役割をしてくれます。

また、代謝酵素には身体の中の環境を整えてくれる働きもありそのおかげで免疫力も高まります。
免疫力が高まると風邪や病気になりにくくなります。

・食物酵素
消化酵素、代謝酵素は体内にもともとある酵素ですが、体調の変化や不摂生をしたときなどに酵素不足になることがあります。

そんな時に積極的にとりたいものが食物酵素です。
食物酵素は私たちが食べる様々な食材に入っています。
なるべく普段から酵素の多い食事をして身体の健康を保ちましょう。
酵素の多い食品を紹介いたします。

*果物の場合はパパイヤやマンゴーやバナナやキウイなど。

*野菜はレタス、ニンジン、セロリ、トマト、キュウリ、大根など。

*生の魚や牛肉。

*味噌、納豆、醤油、ヨーグルト、ぬか漬け、キムチなどの発酵食品。

また酵素はビタミンなどの栄養と一緒にとることで吸収されやすくなります。
果物や野菜はビタミンやミネラルなども豊富なので組み合わせながら効率よく酵素をとりましょう。

体内酵素は20歳前後をピークに減少し始めて40歳にはほどんどの人が不足してしまいます。
そのため食物酵素を積極的にとることが大切なのです。

毎日継続してとることが大事なので普段から気をつけておきましょう。

酵素不足しやすい人

・食生活に無頓着な人はやはり酵素不足しやすいです。
脂っこいものやお菓子、添加物たっぷりの食べ物、アルコールばかりとっていると消化酵素が大活躍することになります。
食べすぎも当てはまります。
こういったものは消化しにくいので沢山の消化酵素が必要になるのです。

体内酵素の量は決まっているので、消化酵素が多く使われれば代謝酵素は少なくなります。
逆に体調を崩すと身体を元に戻そうと代謝酵素が活発になり消化酵素が少なくなります。
病気のときに食欲が出ないのはそのためです。
病気の時は栄養のあるものを沢山食べないとと思いますが、消化酵素が少なくなっているので無理して食べる必要はありません。
かえって沢山食べると身体に負担がかかってしまいます。

 酵素を不足させる原因を紹介します。

・夜更かし
酵素は起きている間に使われて寝ている間にまた作られます。
睡眠不足になってしまうとそれだけ酵素を作る時間が減ってしまいます。

質の良い睡眠を心がけることが必要です。

また夜食を食べたりして無駄に消化酵素を使ってしまうのも原因になります。

・ストレスを溜め込みやすい
生きていれば少なからずストレスはあります。
少しのストレスは脳の刺激にもなっていいのですが過度のストレスには注意が必要です。

ストレスを感じると消化酵素の働きを助けるセロトニンが少なくなります。
そうなると結果的に消化酵素を沢山使うことになり代謝酵素が不足します。

自分なりのストレス解消法を見つけて楽しく過ごしたいですね。

それでは消化酵素の使いすぎで代謝酵素が少なくなってしまうとどうなってしまうでしょうか?

  • 朝起きた時だるい、昨日の疲れが取れていない
  • 疲れやすい
  • 手足が冷える、冷え性
  • 肩こり、腰痛
  • やる気が出ない
  • めまいや耳鳴りがよくある
  • 便秘、下痢しやすい
  • 便やおならが異常に匂う
  • 肌荒れ、肌にかゆみがある、乾燥する
  • 年齢の割には白髪が多い
  • ゲップ出て胸やけがする
  • むくみがある
  • 目の下にクマがある

このような症状が表れてきます。
女性にとっては特にむくみや肌荒れは辛いですね。
化粧ノリも悪くなるので1日なんだかテンションが上がらなそうです。

この症状は当てはまる数が多いほど酵素不足の可能性があります。

このところちょっと調子が悪いなと思ったら酵素不足を疑ってみるのもいいですよ。

代謝酵素は私たちが生活する上で大切な役割を担っています。
そのため消化酵素をあまり使いすぎないように気をつけましょう。

食物酵素の多い食事を取り、身体を労わりながら過ごすことが健康の1歩になります。

酵素がもたらす効果

・基礎代謝を上げて痩せやすい身体になれます
ダイエットの本や情報を聞くと必ずと言ってある基礎代謝。
基礎代謝とはそもそも何でしょうか?
私たちの身体はじっと動かないでいても体温を維持したり心臓を動かしたり呼吸をしたり生命を維持するためにエネルギーが必要です。
この何もしないでも消費されるエネルギーのことを基礎代謝といいます。

1日に消費するエネルギーのうち約6割が基礎代謝になります。
そのうちの3割が運動による消費なのでいかに基礎代謝の割合が大きいか分かりますね。
人間の身体がそれほど精密で維持するのも大変と言うことです。

基礎代謝が上がれば運動をしていない間も自然にエネルギーが多く消費されることになり太りにくくなります。

残念なことに基礎代謝は年齢と共に下がっていってしまうので意識をして上げていくことが求められます。

基礎代謝を上げるには運動をして筋肉を増やす方法と酵素をたっぷりとって代謝酵素を増やす方法があります。
今回は代謝酵素を増やす方法を詳しく紹介します。

・代謝酵素を増やすために
普段から酵素の多い食事を心がけて食べるようにします。
酵素の中には火を通すと効果が無くなってしまうものがあるので出きるだけ生で食べられるものは生で食べましょう。
毎日の食事を改善することが難しければ酵素ドリンクやサプリメントで効果的にとることもできます。

また消化酵素を沢山使いすぎないためにも脂っこい食事やアルコールなど消化に時間がかかるものは控えましょう。

規則正しい生活をすることも大切です。

代謝酵素は血や筋肉を作ったり心臓を動かしたりと私たちの身体を支えてくれます。
皮膚の再生もおこなうので代謝酵素が上がれば肌の調子もよくなりツルツルになりますよ。

また冷え性を改善したりエネルギーが燃えやすい身体にもなるので身体の中から美しくダイエットができます。
体重にこだわりすぎて無茶なダイエットをするとリバウンドしたり体がボロボロになってしまいますが、代謝酵素を上げることで無理なく綺麗にダイエットができます。

酵素ダイエット

1日に必要な酵素とは

ここまで酵素の大切さをお話してきましたが、では実際にどれだけの量を1日にとればいいんでしょうか?
人によって身体の状態が違うので(酵素不足の人と酵素で満たされている人)一概にこの量が最適ですとは言いにくいのですが、大体1日に野菜300~400グラム、果物200グラムです。

野菜300~400グラムと言うと両手で抱えられるくらいのかなりの量になります。
野菜の中でも酵素が高いものを食べるのがおすすめです。

前に説明したとおり酵素は過熱してしまうと効果があまりありません。
できるだけ生で食べることが大切です。
野菜も茹でればかさが減って食べやすいですがサラダにするとかなりの量になります。

無理なく食べられる方法を紹介します。

・ジュースにする
果物と野菜を一緒にジューサーに入れてなめらかになるまで低速でミキシングしましょう。
甘みが欲しければ少し蜂蜜を入れるといいと思います。

その時に酵素を破壊しないためにゆっくりと時間をかけてやさしくジューサーを回しましょう。
出来上がってからはなるべく早めに飲むことをおすすめします。
時間が経つと酵素が減ってしまいます。

効率よく酵素を体内に取り入れるために気をつけることがあるので紹介します。

・よく噛んで食べましょう
よく噛んで食べることで消化を助けます。
いくら酵素を含む食品をとってもあまり噛まずに食べては結局消化することに負担がかかってしまい消化酵素が沢山必要になります。

また早食いの元にもなり満腹感が得られないため食べ過ぎてしまいがちです。

よく噛むことは顎のラインもシャープにして脳の活性化にも繋がりますから普段から気をつけましょう。

・食べる順番にも気をつけましょう
果物は1番最後に食べるという習慣が日本にはありますが、果物の酵素を効率よくとるには1番最初に食べることです。
最後に食べても肉や魚などのたんぱく質に負けてしまい酵素が吸収しにくくなります。

・夜ご飯は遅くても8時までにはすませよう
夜遅いご飯は身体に負担がかかります。
また夜はもう活動することが少ないので満腹まで食べずに少なめにしましょう。
夜は体内の酵素が減少してしまった分を回復させる大事な時間なのでなるべく消化酵素にあてる分を減らしましょう。

*酵素はとりすぎて身体に害が出ることはまだ報告されていませんが、糖分の取りすぎには気をつけましょう。
手軽にとれる酵素ドリンクや果物には結構糖分が入っていますので把握しながらとるようにしましょう。

発酵食品や野菜を中心に酵素をとるのが身体には優しいです。

酵素はどこで作られる?

体内酵素(消化酵素、代謝酵素)はどこで作られるのでしょうか?
体内酵素はそれぞれの細胞内で作られています。
詳しく説明しますと、私たちは初め1つの受精卵という細胞でした。
それが細胞分裂を繰り返して頭や手や足や心臓などの臓器が出来て人間の形になっていきました。
その細胞の数は何と60兆個にもなります。

細胞と言っても働き方は身体の場所によって様々です。

例えば心臓であれば心筋細胞の働きによって、身体全体に血液を送ります。

腸であれば腸上皮細胞があり、食べ物を吸収したり有害物の侵入を防いだりします。

同じ細胞のコピーであってもその場所にあった働きをすることができるからこそ私たちの身体は様々な機能を維持しているのです。

その細胞の働きを決めているのが細胞の中の核にあるDNAです。
DNAのなかの遺伝子に酵素も入っているのです。

それによりその身体の場所に合った酵素が作られるのです。

酵素は人間や動物や植物だけと思われがちですが、私たちの身の回りにも沢山の酵素があります。

・洗剤
人間の皮脂の汚れは主にたんぱく質です。
こうした汚れは石けんだけではなかなか落ちないのでたんぱく質分解酵素が使われます。
最近の洗剤の多くは含まれています。

・化粧品
肌の水分を保つのに欠かせないヒアルロン酸。
このヒアルロン酸も微生物の酵素によって作られていることがあります。

脱毛剤の中にも含まれているものがあります。

・オリゴ糖
腸内の善玉菌を増やしてお通じを良くするオリゴ糖。
このオリゴ糖も微生物や動物の酵素によって作られているものがあります。
ショ糖や乳糖やでんぷんを酵素の力でオリゴ糖に変化させています。

・調味料
うまみや風味をつけるためにペプチドやアミノ酸が使われますが、このペプチドやアミノ酸を作っているのも酵素です。

・地球の環境を守る
沢山の有害物質の廃棄や処理などにも酵素が使われています。
酵素は使うだけではなく地球を守ってくれる存在でもあります。

このように酵素は私たち人間はもちろん地球で生命が生きていく上でもなくてはならない存在なのです。
私たちにできることは酵素のことをよく理解して正しく付き合うことだと思います。

酵素のことを大事にしようと思うと、必然的に自分を大事にすることに繋がります。
自分を大事にして満たされれば心も余裕が出来て優しくなり他人にも優しくなれます。

何だか最近身体の調子が悪い・・・人付き合いがうまくいかない・・・イライラすると言う人は1度自分の身体を見つめなおして酵素を取り入れた生活をしてみることをおすすめします。